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電力消費量の低減 ホッパーの下部にあるホットメルトのみを加熱することにより、従来の装置より少ない消費電力で済みます。ホッパーの内容物全体を溶解し、その状態を保持するエネルギーと時間を無駄にする必要はありません。
作業者の安全性 ホッパーの上部にあるホットメルトは、より低い温度若しくは固体状態を保つため、作業者の火傷の可能性を低減します。また、ホッパーに充填する際のホットメルトのはね返りが低減されます。更に、ホットメルトの煙や臭気も低減されます。
迅速なスタートアップ ホットメルトの全てを溶かす必要がないため、従来の装置よりもはるかに高速なスタートアップが可能です。
ホットメルトの熱劣化を大幅に低減 必要な量のホットメルトを溶かすため、熱劣化の問題は最小限に抑えられます。従来の装置は、タンク内のホットメルト全てが溶融状態になるため、新しいホットメルトが補充されると、固体状態のホットメルトがタンクの底に沈み、古い液状のホットメルトが上部に移動します。これを繰り返すことにより、ホットメルトの熱劣化が進み、最終的にはタンク内側壁に炭化物がこびりついた状態になってしまいます。メルトオンデマンドホッパーでは、ホッパーの底にある溶融したホットメルトが最初に使用されますので、ホッパー内の側壁の炭化物発生が最小限に抑えられます。
メンテナンスの削減 装置のメンテナンスが軽減されます。内部の洗浄(ホットメルト排出)の頻度が大幅に減少し、フィルターとノズルの目詰まりも減少します。 |
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