週刊の漫画雑誌、文庫本、商品カタログ、取扱説明書など、今日多くの並製本が 出回っています。この並製本の影の主役と言えばホットメルト形接着剤です。
今日の製本機には小型の1クランプ機から毎時15,000冊を製本する高速機まで、その数は多岐にわたり、ホットメルト形接着剤には様々な特性が要求されます。
弊社では小型製本機から高速機、ワンショット、ツーショットなど全ての製本機に対応出来る商品群を揃えて皆様の需要にお応えしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
EVA系ホットメルト形接着剤
並製本の背糊としては、EVA(エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂)を主成分としたホットメルト形接着剤が一般的に使用されています。
弊社では各製本機に対応できる商品群の他、柔軟性のあるタイプ、硬度が高いタイプ、白色度が高いタイプなど特徴を持った多種類の商品を揃えております。
難細裂化改良ホットメルト形接着剤
紙リサイクル(古紙再生)の際、再生紙へ混入しにくい製本用ホットメルト接着剤です。『グリーン購入法の基本方針』などの【難細裂化改良ホットメルト形接着剤】の基準に適合した接着剤です。
EMMA系ホットメルト形接着剤
従来一般的に使用されているEVA(エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂)の代わりに、EMMA(エチレン-メタクリル酸メチル共重合樹脂)を採用したホットメルト形接着剤です。従来のEVA系ホットメルト形接着剤と比較すると、加熱時の安定性が極めて優れている為、次の様な特徴があります。
特徴
・加熱時の粘度変化が少ない
・加熱時の色調変化が少ない
・加熱時の臭気が少ない
・加熱時のミストが少ない
・白色度が高い
・タンクでの焦げ付きが少ない
二酸化炭素排出量削減
低温塗布ホットメルト形接着剤
最適使用温度が140℃のホットメルト形接着剤です。従来型製本用ホットメルトの最適使用温度(180℃)と比較すると低温ですので、二酸化炭素排出量及び電力消費量を削減する事が出来ます。また、設備メンテナンス頻度の減少、背糊の気泡が少ない、ダクト内の汚れ低減などのメリットもあります。
製品紹介
製 品 名 | 主 成 分 | 概 要 |
---|---|---|
H-5021C | EVA | 低温塗布型、難細裂化タイプ |
HL-629A | EVA | 難細裂化タイプ |
HL-631 | EVA | 難細裂化タイプ、高白色度 |
HL-701L | EMMA | 難細裂化タイプ、高白色度 |
用途から探す
キーワードから探す
製品特徴から探す